妊娠中は妊娠前にはなかった体の変化に気付きます。
それは元気な赤ちゃんを生むために大切なステップの1つかもしれません。
ただ、つらい時期を乗り越えるのは本人にしか分からないことも多いものです。
1.リラキシンが原因
妊娠をするとこれまでになんの問題もなく健康だったという人も何らかの体の変化を感じることが多いと言います。
特に妊娠中2、3ヶ月くらいの時期は体の中に存在するリラキシンが放出される時期なので、
より敏感になることも多いのです。
リラキシンは妊娠中以外に生理の間や産後にも分泌されます。
体中の関節を緩やかにさせるもので、出産をするときは産道を大きくしてくれることにも役立てられています。
そんな大切な存在であるリラキシン、実は体型維持にとっては問題点の1つとも言われているのです。
関節を緩やかにさせることは、骨盤に影響するということ…
つまり骨盤が広がり体型が崩れてしまうことにもつながってしまうのです。
もちろん出産する時、赤ちゃんの通り道として無くてはならないので大切な存在であることには変わりません。
ただ、骨盤が広がったままではいられないのでケアが肝心です。
2.体型を崩したくない
産後広がってしまった骨盤は徐々に戻っていくとも言いますが、
問題はその間に余計なお肉がつきやすくなるということです。
お肉がついてしまってから元に戻すのは容易ではありません。
無理に戻そうとせずに自然に徐々に戻っていくのを待つ、骨盤ケアを徹底する、
この2つの考えに分かれることが多いようです。
確かに自然な流れに任すのも良いかもしれません。
しかし、その間にお肉がつきやすいとなると、その状態はイヤですよね。
やはりケアしていくことが大切でしょう。
骨盤のケアは産後しばらくしてからおこなうのがベストです。
妊娠中はもちろんのこと、産後すぐにおこなうのは体に負担をかけてしまうこともあるので控えましょう。
個人差はありますが、自然分娩の人は2ヶ月、帝王切開の人は3ヶ月くらいが良いとされています。
3.医院、サロン選びも大切
妊娠前は普通に履いていたパンツが 産後きつくなってしまった、全身映る鏡を見て明らかに妊娠前とは違う、
お腹まわりのお肉が気になる、それらは骨盤が歪んでしまったことが原因かもしれません。
すべてがそうとは言えませんが、産後に骨盤まわりが広くなっていることを実感している人も多いようです。
骨盤矯正をすると決まったら、医院またはサロン選びをおこないましょう。
体のことなので信頼度は重要になります。
まわりに実際に骨盤矯正を受けた人がいれば、その人の意見を参考にしてみるのも良いでしょう。
口コミなどの情報をリサーチしておくことも大切です。
清潔であるか、雰囲気は良いかなど院内の写真があればそれもよく見ておきましょう。
また、自分の理想的な空間であることもポイントです。
矯正を受けている間は、体の力を抜いてリラックスできる空間であることも確認しておきましょう。
事前に費用をチェックすることも忘れてはなりません。
できるだけ安く済ませたいからといって安さだけで選ぶのはNGです。
料金だけでなく、全体を考慮しバランスが取れているかを確かめておかなければなりません。
また、通いやすさも大切です。
矯正は1日で終わりということはありません。
遠いところを選んでしまうと足を運ぶのがめんどうになってくることもあります。
自宅から通い続けやすいところを選びましょう。
産後、骨盤の歪みのケアのため骨盤矯正に通うことは腰痛改善や体型戻しにオススメです。
また、その際は骨盤矯正の医院やサロン選びは重要です。
技術や知識が高く信頼できるかを確かめておきましょう。
遠い場所を選ぶと足を運ぶのがめんどうになることもあるので、通いやすいところを選ぶことも大切です。