安産のためにストレッチが重要な理由と妊婦向けのストレッチのコツ
出産のときには体に負担がかかるので何か対策をしたいと思う人も多いでしょう。
妊娠中の人は安産を目指すためにも産後の状態を良好にするにもストレッチをした方が良いとよく言われています。
なぜストレッチが重要なのか、妊婦向けのストレッチはどんなものなのかを紹介するので参考にして下さい。
・ストレッチが安産につながる理由とは
妊娠しているときにストレッチに日々取り組んでいると安産になると言われているのは、
赤ちゃんがスムーズに出られるようになるからです。
妊娠中は赤ちゃんを骨盤で支えていますが、出産するときになると状況が変わります。
赤ちゃんを骨盤から降ろして体の外に出てきてもらわなければなりません。
この際にスムーズに赤ちゃんが出てくると安産になりますが、なかなか出てこられないと難産になってしまいます。
つまり、妊婦が安産を目指すためには赤ちゃんがスムーズに出られる体を作り上げなければなりません。
赤ちゃんが出てくるときには自然分娩なら仰向けになり、足を大きく開いて赤ちゃんの出る道を広げます。
この際に股関節などの骨盤周辺の関節が固くなっているとなかなか道が広がらずに難産になりがちです。
そのため、ストレッチをして骨盤回りの関節を十分に柔らかくしておくのが安産につながります。
特に妊娠中はだんだんと体が重くて動くのが面倒になってしまいがちです。
つわりなどで寝たままになってしまうこともあるため、股関節を動かす機会が減ります。
もともと柔らかかった人も妊娠してから固くなってしまうことがあるので注意しましょう。
・妊娠中のストレッチのコツ
妊娠中のストレッチは無理のない姿勢で行えるようにするのが最も大切です。
骨盤の周りを柔らかくするのが目的なので、全身を大きく動かしてストレッチをする必要はありません。
無理に体を動かすと赤ちゃんにも影響を及ぼすリスクがあります。
安全なのは横に寝ている状態でできるストレッチをすることです。
仰向けに寝て膝を90度くらいに曲げ、両膝を両側に開いていって最大まで開いたら10秒止め、
また元に戻すというのが妊婦向けのストレッチとして効果的です。
慣れないうちは5回もやると疲れてきてしまいます。
一度でまとめてたくさんやるよりも、何回かに分けた方がストレッチの効果は上がります。
1日2回か3回を目安にしてこのようなストレッチを行っていきましょう。
特に入浴後は体が温まっていてストレッチの効果が上がると言われています。
少なくとも1日1回、入浴後には安産を目指してストレッチに励むのがおすすめです。
・妊婦向けのストレットは産後も続けよう
妊婦向けのストレッチは安産のためにも効果的ですが、産後も続けると健康維持の役に立ちます。
出産をすると骨盤に大きな負荷がかかるため、ゆがんでしまうケースも少なくありません。
骨盤が傾いてしまうと全身の骨格がゆがんでしまうリスクがあることから、
産後は骨盤を正常な位置に戻すのが大切です。
ここで紹介したストレッチは骨盤のゆがみを改善するのにも効果的です。
出産を終えて体を動かす元気が出てきたら、毎日ストレッチに取り組みましょう。
安産のためだけでなく、出産後も健康に過ごすためのストレッチとして、早い段階から始めましょう。
ただ、もしストレッチをして痛みを感じるようなら整体などを受けた方が良いでしょう。
出産の影響で骨盤に大きなゆがみができている可能性があるからです。
不安があるときには専門院に相談して、自分でストレッチをしていて大丈夫かどうかを確認するのが大切です。
・まとめ
安産のためには赤ちゃんが出やすいように骨盤回りの関節を十分に柔らかくしておくのが重要です。
妊娠中は無理のない範囲でストレッチをして股関節の柔軟性を高めておきましょう。
産後も続ければ骨盤のゆがみにも悩まされにくいので、継続してストレッチに取り組むのがおすすめです。
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